2020年08月31日
バカンスから帰ってきました。
皆さん、こんにちは。
お久しぶりです。
パリのキクちゃんです。
南仏コート・ダジュールで2週間のバカンスを過ごして、パリに戻ってきました。
ああ、やっぱり、夏のバカンスはいいね。楽しかった。
南仏のお友達のみんなにも会えて、うれしかった。
やっぱり、ちゃんと会って話すのって、本当にいいね。
どんなにいろいろ便利になっても、やっぱり本当に会って話すのは、何事にも代えがたいなあと思ったわ。ホント。
南仏の友達は、コロナ感染に注意はしながらも、結構楽しく暮らしていることがわかって、何だかうれしかった。
コロナで何だかちょっと、これってコロナうつ!?なんて、もやもやした時もあったけれども、この南仏のバカンスで元気になりました。
この9月から学校の新学期も始まるし、フランスは、ほぼふつうの生活を目指しています。
夫主催の指圧の講習会も、9月から再開です。コロナで、今年は中止ばっかりだったから、開催のめどがたってうれしいよ。
写真は、南仏の海、丘の上のお友達の家から見た海。真っ青できれいです。
昼間はこんなにきれいな青い海で、夕方になると、夕日が沈むところが見えて、すばらしかったの。やっぱり南フランスっていいなあ。

じゃあまたね。
お久しぶりです。
パリのキクちゃんです。
南仏コート・ダジュールで2週間のバカンスを過ごして、パリに戻ってきました。
ああ、やっぱり、夏のバカンスはいいね。楽しかった。
南仏のお友達のみんなにも会えて、うれしかった。
やっぱり、ちゃんと会って話すのって、本当にいいね。
どんなにいろいろ便利になっても、やっぱり本当に会って話すのは、何事にも代えがたいなあと思ったわ。ホント。
南仏の友達は、コロナ感染に注意はしながらも、結構楽しく暮らしていることがわかって、何だかうれしかった。
コロナで何だかちょっと、これってコロナうつ!?なんて、もやもやした時もあったけれども、この南仏のバカンスで元気になりました。
この9月から学校の新学期も始まるし、フランスは、ほぼふつうの生活を目指しています。
夫主催の指圧の講習会も、9月から再開です。コロナで、今年は中止ばっかりだったから、開催のめどがたってうれしいよ。
写真は、南仏の海、丘の上のお友達の家から見た海。真っ青できれいです。
昼間はこんなにきれいな青い海で、夕方になると、夕日が沈むところが見えて、すばらしかったの。やっぱり南フランスっていいなあ。

じゃあまたね。
2020年08月13日
PCR検査
皆さん、こんにちは。
パリのキクちゃんです。
フランスのコロナウィルスによる死亡者は、3万294人(8月5日の調べ)。
ヨーロッパでは、イタリア、イギリスに次、3番目に死亡者が多いのです。
お隣のドイツは、早くから検査を行って、対策がよかったためか、死亡者が少ない。
というわけで、「もっと検査をしないといけない!」 と政府も立ち上がりました。
もちろん、もっと早くに立ち上がりたかったのだけれども、検査薬や設備が足りなくて、対応できなかったのです。
最近、フランスは、本当にたくさんのコロナ検査が行われているの。
以前は、お医者さんの処方箋が必要だった検査も、最近では処方箋がなくても検査を受けられるようになった。
検査費用は、健康保険で全額カバーされるから、お金の心配はない。一時的に支払って、戻って来る仕組みです。
もちろん検査は予約制だから、予約でいっぱいです。
更には、健康保険がなくても無料でその場で検査してくれるとこともあり、長蛇の列になっているの。
帰省前に検査を受けたい人の列なのです。
海外に行く人は、国によっては、入国にPCR検査の結果を提出しなければならない場合もあるのです。結果は24時間後に知らせがある。
ここは、並んで待っていれば、絶対に検査してもらえるというので、行列をいやがるフランス人も、本当に長蛇の列だって。
パリの空港でも検査が始まりました。フランスが指定した16か国からの渡航者は、検査が義務付けられています。
日本は、指定国に入っていないので、検査は受けなくてもフランスに入国できます。もちろん、希望者は検査を受けることができます。
日本は、お盆の帰省を自粛する人が多いらしいね。
他人事じゃないの。だってキクちゃんも、いつも冬に帰省しているのです。大がかりな国際帰省。早めに航空券を買ってあるの。今年の分ももちろん買ってある。
キクちゃんの場合は、羽田でPCR検査を受けるから、また様子が違うとしても、帰省ポリスの取り締まりは怖い。
さて、どうなるのか。キクちゃんにできることと言えば、予防のためのマスク作成と祈りくらいだわ!
これはパリの雑貨屋さんで見つけた、アフリカ柄のマスク。

さあ、キクちゃんは、今週末からバカンスで、南フランスに行ってきます。
じゃあまたね
パリのキクちゃんです。
フランスのコロナウィルスによる死亡者は、3万294人(8月5日の調べ)。
ヨーロッパでは、イタリア、イギリスに次、3番目に死亡者が多いのです。
お隣のドイツは、早くから検査を行って、対策がよかったためか、死亡者が少ない。
というわけで、「もっと検査をしないといけない!」 と政府も立ち上がりました。
もちろん、もっと早くに立ち上がりたかったのだけれども、検査薬や設備が足りなくて、対応できなかったのです。
最近、フランスは、本当にたくさんのコロナ検査が行われているの。
以前は、お医者さんの処方箋が必要だった検査も、最近では処方箋がなくても検査を受けられるようになった。
検査費用は、健康保険で全額カバーされるから、お金の心配はない。一時的に支払って、戻って来る仕組みです。
もちろん検査は予約制だから、予約でいっぱいです。
更には、健康保険がなくても無料でその場で検査してくれるとこともあり、長蛇の列になっているの。
帰省前に検査を受けたい人の列なのです。
海外に行く人は、国によっては、入国にPCR検査の結果を提出しなければならない場合もあるのです。結果は24時間後に知らせがある。
ここは、並んで待っていれば、絶対に検査してもらえるというので、行列をいやがるフランス人も、本当に長蛇の列だって。
パリの空港でも検査が始まりました。フランスが指定した16か国からの渡航者は、検査が義務付けられています。
日本は、指定国に入っていないので、検査は受けなくてもフランスに入国できます。もちろん、希望者は検査を受けることができます。
日本は、お盆の帰省を自粛する人が多いらしいね。
他人事じゃないの。だってキクちゃんも、いつも冬に帰省しているのです。大がかりな国際帰省。早めに航空券を買ってあるの。今年の分ももちろん買ってある。
キクちゃんの場合は、羽田でPCR検査を受けるから、また様子が違うとしても、帰省ポリスの取り締まりは怖い。
さて、どうなるのか。キクちゃんにできることと言えば、予防のためのマスク作成と祈りくらいだわ!
これはパリの雑貨屋さんで見つけた、アフリカ柄のマスク。

さあ、キクちゃんは、今週末からバカンスで、南フランスに行ってきます。
じゃあまたね
2020年08月11日
安全な、ほぼふつうのバカンス
皆さん、こんにちは。
パリのキクちゃんです。
コロナのことは、ちょっと暗くなるから、あまり話さないようにと思っていたのです。
でもね、国によっていろいろ対策の違いがあるし、国民性によってとらえ方も違うから、もしかしたら、興味がある人もいると思うの。
そこで、ちょっとこれから、フランスのコロナ対策と、フランスに20年住む、静岡のキクちゃんが勝手に思ったこと書こうと思います。
写真は、お店に入るときはマスク着用のお触書

フランスは、バカンスの真っ最中。
フランスは、国内で過ごすバカンスを推奨しています。
これは、国内の観光産業の少し活性化にもなる。コロナの感染対策でもあるし、国民の不満を少し抑える意味もある対策だと思う。
さすがは、バカンスのために生きる国民性。迷わずお出かけしております。
今年は電車や飛行機ではなくて、車でおでかけが多いみたい。
皆、海と山にお出かけ中。
わかるよ。あの55日間の外出制限は、本当に苦しかった~。ちょっとこの辺でストレス発散して、楽しい思いがしたいよね。というのがフランス人の言い分です。よくわかるよ。ホントだよ。
ただ、コロナの感染も進んでいます。救いなのは、病院に入院する人が少ないこと。
政府は様子を見ながら、何としても、コロナの第二波が本格的に発生する前に、食い止めたいと対策中。
フランスは、ほぼふつうの生活を目指しています。
もちろん、予防はしないといけません。その辺は、政府がリーダーシップをとっています。
いろいろあるけど、まずは、安全を重視した、ほぼふつうのバカンスです。
皆、コロナで、もやもやしているよね。
フランス人は、「外出制限中、あんなに時間があったのに、何だかぽっかり穴があいたみたいな印象」と言う人が多い。
キクちゃんだって、ネガティブにならないように、なるべく有意義にって思って、ブログを書いたり、ハンドメイドをしたり、今、歩いているパリ散歩の構想を練ったり、今できることを、自分なりにやってきたけれども、やっぱり「ちょっとぽっかり穴があいた」感じだもの。
それを水に流すには、バカンスが一番だと思う。
バカンスでいろいろ吹き飛ばして、まっさらになりたいよ~。
バカンスに限らず、非日常は、すばらしい気分転換になるよね。
なるべく、上手に非日常を味わうのがいいと思うのよ。
だって、コロナは長期戦になりそうだからね。
我慢は大切だけど、我慢のしすぎは大変だからね。
次回は、PCR検査のお話をしたいと思います。
皆さんご自愛してね。
ではまたね。
パリのキクちゃんです。
コロナのことは、ちょっと暗くなるから、あまり話さないようにと思っていたのです。
でもね、国によっていろいろ対策の違いがあるし、国民性によってとらえ方も違うから、もしかしたら、興味がある人もいると思うの。
そこで、ちょっとこれから、フランスのコロナ対策と、フランスに20年住む、静岡のキクちゃんが勝手に思ったこと書こうと思います。
写真は、お店に入るときはマスク着用のお触書
フランスは、バカンスの真っ最中。
フランスは、国内で過ごすバカンスを推奨しています。
これは、国内の観光産業の少し活性化にもなる。コロナの感染対策でもあるし、国民の不満を少し抑える意味もある対策だと思う。
さすがは、バカンスのために生きる国民性。迷わずお出かけしております。
今年は電車や飛行機ではなくて、車でおでかけが多いみたい。
皆、海と山にお出かけ中。
わかるよ。あの55日間の外出制限は、本当に苦しかった~。ちょっとこの辺でストレス発散して、楽しい思いがしたいよね。というのがフランス人の言い分です。よくわかるよ。ホントだよ。
ただ、コロナの感染も進んでいます。救いなのは、病院に入院する人が少ないこと。
政府は様子を見ながら、何としても、コロナの第二波が本格的に発生する前に、食い止めたいと対策中。
フランスは、ほぼふつうの生活を目指しています。
もちろん、予防はしないといけません。その辺は、政府がリーダーシップをとっています。
いろいろあるけど、まずは、安全を重視した、ほぼふつうのバカンスです。
皆、コロナで、もやもやしているよね。
フランス人は、「外出制限中、あんなに時間があったのに、何だかぽっかり穴があいたみたいな印象」と言う人が多い。
キクちゃんだって、ネガティブにならないように、なるべく有意義にって思って、ブログを書いたり、ハンドメイドをしたり、今、歩いているパリ散歩の構想を練ったり、今できることを、自分なりにやってきたけれども、やっぱり「ちょっとぽっかり穴があいた」感じだもの。
それを水に流すには、バカンスが一番だと思う。
バカンスでいろいろ吹き飛ばして、まっさらになりたいよ~。
バカンスに限らず、非日常は、すばらしい気分転換になるよね。
なるべく、上手に非日常を味わうのがいいと思うのよ。
だって、コロナは長期戦になりそうだからね。
我慢は大切だけど、我慢のしすぎは大変だからね。
次回は、PCR検査のお話をしたいと思います。
皆さんご自愛してね。
ではまたね。
タグ :フランスのコロナ対策
2020年08月08日
パンテオンからムフタール市場へ
皆さん、こんにちは。
パリのキクちゃんです。
このところ、パリは猛暑で最高気温は35℃以上。もう暑くて大変です。
フランス人は皆バカンスです。ヤギまでバカンスに行っちゃった。キクちゃんももうすぐバカンスです。バカンスの喜びを胸に、本日も猛暑の中、頑張って歩きましょう。
恒例の位置確認。今は、リュクサンブール公園にいます。
公園を出ます。入口がいくつかあるから、サン・ミッシェル大通りの出口を出てね。
そして、ちょっと脇道に入ると、丸いドームの立派な建物、パンテオンが見えてくる。サン・ミッシェル方向を見ながら、右手に入るとパンテオンです。パンテオンは、フランスの偉人が眠るお墓です。

この間、マレ地区を歩いたときに、ビクトル・ユーゴーの家を訪れたのを覚えているかな? あの文豪のビクトル・ユーゴーも国葬の後、パンテオンに眠っています。
パンテオンの横の裏手には、パリで一番の有名な高校、アンリ4世高校があります。学術地域にある、有名リセよ。国公立なので、5区に住所がないと入学できません。そのために、引っ越す人もいるくらい。
ここは、マクロン大統領の出身高校でもあります。マクロン大統領は、アミアンの出身なの。マクロン大統領と言えば、高校時代に教師をしていた奥さんのブリジットさんと知り合って、その後、年の差婚をしたことで有名よね。
当時、ご両親が「何だか、ウチの子、先生と仲良くなりすぎている」というので、心配して、転校をさせたのがこの高校。
何だか、さすがだ・・・。マクロンさんはご両親ともお医者さんだから、やっぱり息子を転入させるのなら、名門校のアンリ4世。あのあたりは、アパルトマンだってすごく高いのよ。やっぱりインテリでブルジョワなのだ。
この有名校を通り過ぎて少し行くと、クロヴィス通り3番地にキクちゃんの好きな、あの壁があります。ここの壁は本当に立派です。すばらしい。みとれちゃう。

キクちゃんが壁を熱心に見て撮影していると、通りがかりのフランス人は「この人、変な人、何見てるの? これってそんなに価値があるの?」って感じよ。
さて、壁を見た後は、アンリ4世校に戻って、ムフタール市場に向かいます。ムフタール通りをまっすぐ入っていきます。
ここは、よい食材やレストランがいっぱいの道です。「ムッフ」と略して言う人も多い。

市場というと、朝だけ開いている印象がありますが、ここは、路面の店舗です。市場みたいに活気があるから、ムフタール市場と言うのだと思う。だから、普通のお店みたいに、朝から晩まで開いています。逆に、あんまり朝早いと閉まっているので注意してね。
写真は魚屋さん、氷の上に魚を並べている。

写真は、鶏の丸焼き。くるくる回って、まんべんなく上手に焼ける。フランス人は、日曜日のお昼に鶏の丸焼きを買って食べることが多いの。楽しておいしいのです。

八百屋さん、お肉屋さん、お魚屋さんから、カフェ、レストランなどたくさんありますから、ゆっくり見ながら、果物やおやつを買ったり、ランチをしたりと、楽しい通りです。
では、本日はここまで。ムッフで自由行動。次はサン・ジェルマン方面に向かいます。
じゃあまたね。
パリのキクちゃんです。
このところ、パリは猛暑で最高気温は35℃以上。もう暑くて大変です。
フランス人は皆バカンスです。ヤギまでバカンスに行っちゃった。キクちゃんももうすぐバカンスです。バカンスの喜びを胸に、本日も猛暑の中、頑張って歩きましょう。
恒例の位置確認。今は、リュクサンブール公園にいます。
公園を出ます。入口がいくつかあるから、サン・ミッシェル大通りの出口を出てね。
そして、ちょっと脇道に入ると、丸いドームの立派な建物、パンテオンが見えてくる。サン・ミッシェル方向を見ながら、右手に入るとパンテオンです。パンテオンは、フランスの偉人が眠るお墓です。
この間、マレ地区を歩いたときに、ビクトル・ユーゴーの家を訪れたのを覚えているかな? あの文豪のビクトル・ユーゴーも国葬の後、パンテオンに眠っています。
パンテオンの横の裏手には、パリで一番の有名な高校、アンリ4世高校があります。学術地域にある、有名リセよ。国公立なので、5区に住所がないと入学できません。そのために、引っ越す人もいるくらい。
ここは、マクロン大統領の出身高校でもあります。マクロン大統領は、アミアンの出身なの。マクロン大統領と言えば、高校時代に教師をしていた奥さんのブリジットさんと知り合って、その後、年の差婚をしたことで有名よね。
当時、ご両親が「何だか、ウチの子、先生と仲良くなりすぎている」というので、心配して、転校をさせたのがこの高校。
何だか、さすがだ・・・。マクロンさんはご両親ともお医者さんだから、やっぱり息子を転入させるのなら、名門校のアンリ4世。あのあたりは、アパルトマンだってすごく高いのよ。やっぱりインテリでブルジョワなのだ。
この有名校を通り過ぎて少し行くと、クロヴィス通り3番地にキクちゃんの好きな、あの壁があります。ここの壁は本当に立派です。すばらしい。みとれちゃう。

キクちゃんが壁を熱心に見て撮影していると、通りがかりのフランス人は「この人、変な人、何見てるの? これってそんなに価値があるの?」って感じよ。
さて、壁を見た後は、アンリ4世校に戻って、ムフタール市場に向かいます。ムフタール通りをまっすぐ入っていきます。
ここは、よい食材やレストランがいっぱいの道です。「ムッフ」と略して言う人も多い。
市場というと、朝だけ開いている印象がありますが、ここは、路面の店舗です。市場みたいに活気があるから、ムフタール市場と言うのだと思う。だから、普通のお店みたいに、朝から晩まで開いています。逆に、あんまり朝早いと閉まっているので注意してね。
写真は魚屋さん、氷の上に魚を並べている。
写真は、鶏の丸焼き。くるくる回って、まんべんなく上手に焼ける。フランス人は、日曜日のお昼に鶏の丸焼きを買って食べることが多いの。楽しておいしいのです。
八百屋さん、お肉屋さん、お魚屋さんから、カフェ、レストランなどたくさんありますから、ゆっくり見ながら、果物やおやつを買ったり、ランチをしたりと、楽しい通りです。
では、本日はここまで。ムッフで自由行動。次はサン・ジェルマン方面に向かいます。
じゃあまたね。
2020年08月05日
ヤギもバカンス
皆さん、こんにちは。
パリのキクちゃんです。
このところ、2週間くらい前から、ヤギがいないの。
寂しいわ。
先週、パリは今年最高の40℃まで上がったから、暑さで小屋に入っているのかと思ったけどね。
何だかどこかに行ったみたいなの。
ヤギもバカンス?
バカンスあけの9月1日には、また戻って来るのかなあ。
白ちゃん、茶ちゃん、まだらちゃん、待ってるよ~。
☆本日の作品
パリ柄のトートバック。素敵。

ジャドーモンサック☆J'adore mon sac☆
パリのキクちゃんです。
このところ、2週間くらい前から、ヤギがいないの。
寂しいわ。
先週、パリは今年最高の40℃まで上がったから、暑さで小屋に入っているのかと思ったけどね。
何だかどこかに行ったみたいなの。
ヤギもバカンス?
バカンスあけの9月1日には、また戻って来るのかなあ。
白ちゃん、茶ちゃん、まだらちゃん、待ってるよ~。
☆本日の作品
パリ柄のトートバック。素敵。
ジャドーモンサック☆J'adore mon sac☆
2020年08月01日
リュクサンブール公園
皆さん、こんにちは。
パリのキクちゃんです。
まずは、恒例の位置確認。今はパリ6区、セーヌ川左岸のリュクサンブール公園に来ています。
公園の中は広いので、木陰でのんびりです。
何しろ、パリ5,6区あたりは人気があります。高級住宅地です。
「リュクサンブール公園の近くに住んでいるから、いつもお散歩しているのよ」なんてもうすごくかっこいい。伝統的インテリおしゃれ地域です。
この公園の北側にある宮殿がリュクサンブール宮殿。もともと、リュクサンブール公爵邸だった建物を改築たものです。
写真はリュクサンブール宮殿

イタリアからフランス王室に嫁いできた、アンリ4世の王妃、ルイ13世の母親のマリー・ド・メディシス(Marie de Médicis、1573~1642年)の城として改築されたものです。マリー・ド・メディシスが幼いころ過ごしたフィレンツェのメディチ家の居城、ピッティ宮殿をモチーフにしたと言われています。
マリーはメディチ家からお嫁に来たお姫様です。メディチ家は誰もが知っている、イタリア・フィレンツェ屈指の名門。国や家の関係を強めるとか、いろいろでお輿入れしたのよね。
そのころ、フランスはお金がなくて大変だったから、マリーが持ってくるメディチ家の持参金をあてにしての結婚だったとか、いろいろ言われています。
アンリ4世は、好色で生涯で愛人が40人もいたとか言われる王だもの。いつも愛人宅を渡り歩いていただろうし、マリーはフランス語が話せないから、ひとりぼっちで寂しくて寂しくて・・・。
気を紛らわすために、たくさんお買い物をして、持参金も使い果たしたともいわれている。
規模は違っても、やっぱりお買い物って楽しくて、ストレス発散になるのよね。
日本の戦国武将の娘だってそうだものね。そりゃね、大役です。運命です。大変だけど、頑張らないと!それでちゃんとお世継ぎ(後のルイ13世)も生まれるの。
そしてマリーの運命が、一変するときがくるのよ。好色なアンリ4世が殺害されるの。熱狂的なカトリック教徒に殺されちゃうのです。愛人に殺されたんじゃなくてよかったわ。
お世継ぎはまだ小さいから、摂政として政治の舞台に出るのです。
マリーは、政治的にやり手な人じゃなかったのね。イタリア人の相談役にいろいろ任せて、マリー本人は、お買い物でフランスの国のお金を使いこんじゃったりするのです。そういった行動が反感を買い、その後、自分の息子、ルイ13世との勢力争いがあり、政治的にいろいろあって、最終的には、息子によってフランスを追い出されてしまい、ベルギーのブリュッセルに亡命するのです。
息子のルイ13世は、「イタリアに帰るのなら、生活費を出しましょう」って言ってくれたみたいなのよ。でもね、やっぱり、マリーも意地があったのね。それを断って、ベルギーに亡命したのだって。
まあね、実家だって、いくら名門でお金持ちって言っても、もう親は他界していたでしょうし、代替わりして、嫁ぎ先で問題起こして戻って来たなんて、今更帰りたくなかったのね。
リュクサンブール宮殿を改築する際に、マリーがルーベンスに依頼した、マリー・ド・メディシスの生涯は、宮殿に飾られていましたが、現在はルーブル美術館にあります。

マリーはルーベンスを気に入ってたのね。ベルギーのブリュッセルのルーベンスのアトリエに身を寄せたらしいです。
リュクサンブール宮殿は、その後、ナポレオンが権力をにぎる頃に、また歴史舞台にでてきます。現在は、フランスの上院となっています。
というわけで、歴史の話はおしまい。
次回は、リュクサンブール公園を出てまた歩きます。
じゃあまたね。
パリのキクちゃんです。
まずは、恒例の位置確認。今はパリ6区、セーヌ川左岸のリュクサンブール公園に来ています。
公園の中は広いので、木陰でのんびりです。
何しろ、パリ5,6区あたりは人気があります。高級住宅地です。
「リュクサンブール公園の近くに住んでいるから、いつもお散歩しているのよ」なんてもうすごくかっこいい。伝統的インテリおしゃれ地域です。
この公園の北側にある宮殿がリュクサンブール宮殿。もともと、リュクサンブール公爵邸だった建物を改築たものです。
写真はリュクサンブール宮殿
イタリアからフランス王室に嫁いできた、アンリ4世の王妃、ルイ13世の母親のマリー・ド・メディシス(Marie de Médicis、1573~1642年)の城として改築されたものです。マリー・ド・メディシスが幼いころ過ごしたフィレンツェのメディチ家の居城、ピッティ宮殿をモチーフにしたと言われています。
マリーはメディチ家からお嫁に来たお姫様です。メディチ家は誰もが知っている、イタリア・フィレンツェ屈指の名門。国や家の関係を強めるとか、いろいろでお輿入れしたのよね。
そのころ、フランスはお金がなくて大変だったから、マリーが持ってくるメディチ家の持参金をあてにしての結婚だったとか、いろいろ言われています。
アンリ4世は、好色で生涯で愛人が40人もいたとか言われる王だもの。いつも愛人宅を渡り歩いていただろうし、マリーはフランス語が話せないから、ひとりぼっちで寂しくて寂しくて・・・。
気を紛らわすために、たくさんお買い物をして、持参金も使い果たしたともいわれている。
規模は違っても、やっぱりお買い物って楽しくて、ストレス発散になるのよね。
日本の戦国武将の娘だってそうだものね。そりゃね、大役です。運命です。大変だけど、頑張らないと!それでちゃんとお世継ぎ(後のルイ13世)も生まれるの。
そしてマリーの運命が、一変するときがくるのよ。好色なアンリ4世が殺害されるの。熱狂的なカトリック教徒に殺されちゃうのです。愛人に殺されたんじゃなくてよかったわ。
お世継ぎはまだ小さいから、摂政として政治の舞台に出るのです。
マリーは、政治的にやり手な人じゃなかったのね。イタリア人の相談役にいろいろ任せて、マリー本人は、お買い物でフランスの国のお金を使いこんじゃったりするのです。そういった行動が反感を買い、その後、自分の息子、ルイ13世との勢力争いがあり、政治的にいろいろあって、最終的には、息子によってフランスを追い出されてしまい、ベルギーのブリュッセルに亡命するのです。
息子のルイ13世は、「イタリアに帰るのなら、生活費を出しましょう」って言ってくれたみたいなのよ。でもね、やっぱり、マリーも意地があったのね。それを断って、ベルギーに亡命したのだって。
まあね、実家だって、いくら名門でお金持ちって言っても、もう親は他界していたでしょうし、代替わりして、嫁ぎ先で問題起こして戻って来たなんて、今更帰りたくなかったのね。
リュクサンブール宮殿を改築する際に、マリーがルーベンスに依頼した、マリー・ド・メディシスの生涯は、宮殿に飾られていましたが、現在はルーブル美術館にあります。
マリーはルーベンスを気に入ってたのね。ベルギーのブリュッセルのルーベンスのアトリエに身を寄せたらしいです。
リュクサンブール宮殿は、その後、ナポレオンが権力をにぎる頃に、また歴史舞台にでてきます。現在は、フランスの上院となっています。
というわけで、歴史の話はおしまい。
次回は、リュクサンブール公園を出てまた歩きます。
じゃあまたね。