2020年06月19日
モントルグイユ通りとレアール
皆さん、こんにちは。
パリのキクちゃんです。
今日は、モントルグイユ通りとレアールをまわりましょう。
まずは、いつもの通り位置確認。
パリで一番美しいと言われている、ギャラリー・ビビエンヌの近く、ルイ14世の騎馬像が真ん中にある、ヴィクトワール広場からスタートします。
ヴィクトワール広場を通って、 エチエンヌ・マルセル通り(Rue Etienne-Marcel)を進みます。
交差点に差し掛かると、パリ中央郵便局があります。現在大規模工事中。この角を曲がって、ちょっと入ったところにあるのが、レストラン ケイ です。日本人で初めて三ツ星を獲得して話題のレストランです。
中央郵便局の向こう側には、ラーメン屋の一風堂があります。
エチエンヌ・マルセル通りを進みましょう。次の交差点の付近には、料理やお菓子の道具屋さんがあります。シモン(A. Shimon)、モラ(Mora)、ドゥイルラン(E.Deuhillerin)。
シモンは業務用の食器などシンプルで使いやすいもののお店で、モラはお菓子関係のものが充実している。ドゥイルランは角にあるからすぐわかる。素敵な道具屋さんです。
エチエンヌ・マルセル通りを少し進んで、左側の小道に入ったところにある デトゥ(G.Detou)は、お菓子の材料など、よい食材があります。店の感じも昔ながらの店構えで、趣があります。

このあたりに、調理の道具屋が多いのは、レアールが近いからです。レアールは今でこそ、ショッピングセンターですが、その昔は、パリの胃袋、中央卸売市場があったのです。ゆえに、プロ向けのお店もたくさんあります。もちろん、おいしいものがたくさんあります。
ここまでくると、モントルグイユ通りは目の前です。とてもよい商店街ですから、ゆっくり見学してください。旅の途中で、野菜・果物不足になってしまうから、洗ってすぐに食べられる、さくらんぼとか買うといい。おいしいパン屋、素敵なカフェ、お菓子屋さんも、何もかもいい感じの商店街です。
ここでキクちゃんが好きなのは、ストレー(Stohrer)のアリババ、クリーム付きです。生地にラム酒がしみ込ませてある絶品お菓子です。お勧めよ。お酒に弱い人は気を付けてね。

ここは、その昔、ポーランドのお姫様がフランスにお嫁に来たときに連れてきた、菓子職人のお店です。イギリスのエリザベス女王もいらした、有名店なのよ。1730年創業のパリで一番古いパティスリーです。
ここは、カフェを併設していないので、その場では食べられないのよね。なので、ホテルに持って帰るか、その辺のカフェで飲み物を頼んで、「ここで食べてもいい?」って聞いてみて。意外と「いいよ」ってことになるから。お菓子やデザートを出していないカフェだと、大抵「食べてもいいよ」ってことになる。人にもよるから、その辺は運だわね。
さて、商店街を楽しんだ後は、ちょっと見たいものがあるのです。
エチエンヌ・マルセル通り、20番地のジャン・サン・ペール(Jean Sans Peur)の塔を見たい。ここはジャン侯爵の館の一部なのだけれども、見たいのは館ではなくて、引っ付いている壁です。

何でまた壁って思うと思うのですが、実は、パリはその昔、壁に囲まれていたのです。国を守るための城壁です。一番有名なのが、フィリップ・オーギュスト(在位1180-1223)の壁。
日本では、世界史の授業でフィリップ2世として出てくる。ときは、十字軍(世界史で習ったね)、ノートルダム寺院も建築途中です。国を守るために、しっかりとした城壁をつくったのです。
それが、パリ市内に残っています。もちろん、パリという街も大きくなったし、開発も進んで、多くの壁は取り壊されてしまったけれども、まだいろいろ残っているのです。その一部が、このエチエンヌ・マルセル20番地の館の一部になっています。
壁のことは、日本でもいろいろ本が出ていて、とても興味深い。
さあ、壁を見たら、レアールに行こう。エスカルゴ(カタツムリ)の専門店も前の道を下っていくと、すぐにレアールです。エスカルゴは、前菜としてレストランにあることもあるけれども、ないお店も多い。エスカルゴを食べたいわ。って思ったら、ここで召し上がれ。確実にエスカルゴがあります。

中央卸売市場がランジスに移転したので、その跡地がショッピングセンターになりました。数年前に立て替えてリニューアルしてきれいになりました。

いろいろお店があるので、ぶらぶらしてください。
じゃあ、今日はここまで。
次は、シャトレからセーヌ川に出て、マレ地区に向かう予定です。
お楽しみに!
じゃあまたね。
パリのキクちゃんです。
今日は、モントルグイユ通りとレアールをまわりましょう。
まずは、いつもの通り位置確認。
パリで一番美しいと言われている、ギャラリー・ビビエンヌの近く、ルイ14世の騎馬像が真ん中にある、ヴィクトワール広場からスタートします。
ヴィクトワール広場を通って、 エチエンヌ・マルセル通り(Rue Etienne-Marcel)を進みます。
交差点に差し掛かると、パリ中央郵便局があります。現在大規模工事中。この角を曲がって、ちょっと入ったところにあるのが、レストラン ケイ です。日本人で初めて三ツ星を獲得して話題のレストランです。
中央郵便局の向こう側には、ラーメン屋の一風堂があります。
エチエンヌ・マルセル通りを進みましょう。次の交差点の付近には、料理やお菓子の道具屋さんがあります。シモン(A. Shimon)、モラ(Mora)、ドゥイルラン(E.Deuhillerin)。
シモンは業務用の食器などシンプルで使いやすいもののお店で、モラはお菓子関係のものが充実している。ドゥイルランは角にあるからすぐわかる。素敵な道具屋さんです。
エチエンヌ・マルセル通りを少し進んで、左側の小道に入ったところにある デトゥ(G.Detou)は、お菓子の材料など、よい食材があります。店の感じも昔ながらの店構えで、趣があります。
このあたりに、調理の道具屋が多いのは、レアールが近いからです。レアールは今でこそ、ショッピングセンターですが、その昔は、パリの胃袋、中央卸売市場があったのです。ゆえに、プロ向けのお店もたくさんあります。もちろん、おいしいものがたくさんあります。
ここまでくると、モントルグイユ通りは目の前です。とてもよい商店街ですから、ゆっくり見学してください。旅の途中で、野菜・果物不足になってしまうから、洗ってすぐに食べられる、さくらんぼとか買うといい。おいしいパン屋、素敵なカフェ、お菓子屋さんも、何もかもいい感じの商店街です。
ここでキクちゃんが好きなのは、ストレー(Stohrer)のアリババ、クリーム付きです。生地にラム酒がしみ込ませてある絶品お菓子です。お勧めよ。お酒に弱い人は気を付けてね。
ここは、その昔、ポーランドのお姫様がフランスにお嫁に来たときに連れてきた、菓子職人のお店です。イギリスのエリザベス女王もいらした、有名店なのよ。1730年創業のパリで一番古いパティスリーです。
ここは、カフェを併設していないので、その場では食べられないのよね。なので、ホテルに持って帰るか、その辺のカフェで飲み物を頼んで、「ここで食べてもいい?」って聞いてみて。意外と「いいよ」ってことになるから。お菓子やデザートを出していないカフェだと、大抵「食べてもいいよ」ってことになる。人にもよるから、その辺は運だわね。
さて、商店街を楽しんだ後は、ちょっと見たいものがあるのです。
エチエンヌ・マルセル通り、20番地のジャン・サン・ペール(Jean Sans Peur)の塔を見たい。ここはジャン侯爵の館の一部なのだけれども、見たいのは館ではなくて、引っ付いている壁です。

何でまた壁って思うと思うのですが、実は、パリはその昔、壁に囲まれていたのです。国を守るための城壁です。一番有名なのが、フィリップ・オーギュスト(在位1180-1223)の壁。
日本では、世界史の授業でフィリップ2世として出てくる。ときは、十字軍(世界史で習ったね)、ノートルダム寺院も建築途中です。国を守るために、しっかりとした城壁をつくったのです。
それが、パリ市内に残っています。もちろん、パリという街も大きくなったし、開発も進んで、多くの壁は取り壊されてしまったけれども、まだいろいろ残っているのです。その一部が、このエチエンヌ・マルセル20番地の館の一部になっています。
壁のことは、日本でもいろいろ本が出ていて、とても興味深い。
さあ、壁を見たら、レアールに行こう。エスカルゴ(カタツムリ)の専門店も前の道を下っていくと、すぐにレアールです。エスカルゴは、前菜としてレストランにあることもあるけれども、ないお店も多い。エスカルゴを食べたいわ。って思ったら、ここで召し上がれ。確実にエスカルゴがあります。
中央卸売市場がランジスに移転したので、その跡地がショッピングセンターになりました。数年前に立て替えてリニューアルしてきれいになりました。
いろいろお店があるので、ぶらぶらしてください。
じゃあ、今日はここまで。
次は、シャトレからセーヌ川に出て、マレ地区に向かう予定です。
お楽しみに!
じゃあまたね。